【Day 6: Estella→Los Arcos】ホタテペンダントと、ワイン味の水と、折り紙教室
2019年4月23日(火)晴れのち曇り、その後大雨
行程:
エステージャ 7:40→アイェグイ→イラーチェ→ロス・アルコス 13:35
移動距離:21.9km
歩数:34709歩
サンティアゴまで:639km
アルベルゲの朝ごはんをいただいて、ゆっくりスタート。
ミエもカナイさんも、朝早くでかけたみたいでもういなかった。
このアルベルゲの壁には、メッセージや地図がいっぱい貼ってあったので、オスピタレラにホタテの折り紙をわたすと、めっちゃよろこんでもらえた。
ホタテ折り紙についてはこちら。
30分も歩かないうちに、なにやら火を焚いているお店のようなものがあって、巡礼者が吸い込まれていく。入ってみると鍛冶屋さんだった。
ホタテのペンダントを売っていたので、1つ購入。4ユーロ。手作りなのでちょっとずつ色や形が違う。どれにするかめっちゃ悩んだ。この後の行程で、おんなじペンダントしている人に何人か会った。
この鍛冶屋さんの少し先に、フランス人の道名物、ワインの蛇口がある。地元のワイナリーの提供によるもの。蛇口は2つあって、左から赤ワインが、右からは水が出る。私はお酒が飲めないので、ほんの一口だけワインを味見して、あとは右の蛇口からボトルに水を詰めた。
この水が、めっちゃ赤ワイン臭いw
ワイナリーを過ぎてちょっと行くと、道が2手に別れる。山の中を通って行く道と、農道を行く道。のんびり歩きたいので農道を選択。
ここからは麦畑の緑がきれいな道が続く。あーこういう視界の開けた道歩くの幸せ。
今日はたくさんの人の背中を見ながら歩く。
だんだん雨雲が広がりつつある中、ロス・アルコスに到着。アルベルゲを目指して街を抜けていると、とあるお店の前で日本人女性と話しているカナイさんに会った。日本人女性はアヤさんといって、「カナイさんが初めて会った日本人」とのこと。私も、アヤさんが3人目でやっぱ日本人にあんまり会わないなー。
今日は公営のアルベルゲに宿泊。ちょうど雨が降ってきた。13:30には着いていたけど、もう本館のほうはいっぱいで、別館のほうに案内された。
洗濯をしたけど、大雨が降ってきたので、今日は洗濯はかわきそうにないなー。とりあえずキッチンに行って、お茶を飲みながら日記を書いていると、ご夫婦で歩いているコリアンのおばちゃんが「飲みなはれ」とカモミールティーをわけてくれた。
お礼にホタテ折り紙をわたすと、近くにいたチェコ人カップルが「それ、オリガミ?」と、興味津々にのぞき込んできた。せっかくなので新鮮なヤツwをあげようと、好きな柄を選んでもらってその場で折って、名前を書いてわたすとめっちゃ喜んでもらえた。
「そのホタテは難しすぎるけど、なんか簡単なの教えてよ」
というので奴さんを一緒に折って、記念撮影。
「ぼくもひとつだけ折れるのがあるよ」と、ミランが小舟を折ってくれた。めちゃくちゃ丁寧に折ってくれる。こういうの性格出ますよね...
その後、スーパーでほうれん草ラザニアを買ってきて、キッチンで食べていたら、先ほど街角で会ったアヤさんもレンチンカジョス(モツ煮込み的な)を持って現れたので、話をしながら一緒に食べた。前日エステージャで会った、ご陽気なフレンチカナディアン(ケベッコワ)3人衆とも再会し、だんだん見知った顔が増えてきた。
【本日のアルベルゲ】Albergue de Peregrinos Isaac Santiago 6ユーロ
なかなかの大部屋。キッチンはかなり大きくて、自炊する人がいっぱいいた。こちらは別館。