カミーノ日記2019:スペイン巡礼、フランス人の道780km + 120km

2019年4~5月、カミーノ・デ・サンティアゴ、フランス人の道を歩いてきました。ブログ内の情報はすべて2019年5月~6月時点のものです。

なぜカミーノに行こうと思ったか

一番初めにカミーノのことを知ったのは何がきっかけだったのか、よく覚えていないのですが、いつのまにか、うっすら、「スペインにすげー距離を歩くお遍路さん的な道があるらしい」ということを知っていました。

 

でも、巡礼路自体にそう興味があったわけではなく、しかも長距離過ぎて自分が歩くイメージはまったくわかず、「そういうところがあるらしい」くらいの認識でした。

 

それがなんでまた、急に歩く気になったのか...

 

はっきりとしたきっかけは、2018年の夏、フィレンツェ近郊の野外シネマイベントで、カミーノを歩く6名の巡礼者を追ったドキュメンタリー映画を観たことでした。

 

Walking the Camino: Six Ways to Santiago

 

この映画を観たのは、本当にたまたま。ただ、古代ローマ劇場で野外映画観られる機会なんてめったにないし、ロードムービーで面白そう、という理由で行っただけ。

 

見終わったときには、北部スペインの美しい景色や、悲喜こもごものさまざまな人間ドラマに感銘を受け、「いつか行ってみたいなー」とこれまたうっすらと思ったものの、このときもまだ、具体的に計画を立て始める、まではいかず。あくまで「いつか」くらいに思っていたのです。

 

詳しくはこれまた姉妹ブログの過去記事にて

 

その約5か月後、2018年の年末。私はタイのチェンマイにおりました。特に何かきっかけがあったわけではないのに、急にカミーノのことを思い出し、なんだか、できるだけ早く行かなければいけないような気にかられました。なぜ?なんで?なんでだかわかんないけど、なんか呼ばれている?でも800kmだぞ。行けるのか?カミーノのことなんも知らんし。

 

とりあえず、行ったことのある人の話を聞いてみたい!と思って、発作的に、とあるチェンマイのフォーラムに「体験談を聞かせてくれ!」とポストw

 

 

生々しい体験談wを聞いたら、もう行くしかないと思った...

あと厄落としw

 

直接のきっかけではないですが、2017年の秋には、友達に誘われて熊野古道小辺路を歩きました。今思えば、これもカミーノにつながっている気がする...

 

なんでしょうね。人生ってなんかこういう流れが来ることがありますよね。こりゃもう流れに乗ってみるしかないですよね。