2019年4月29日(月)どピーカン!
行程:
トサントス 8:00→ エスピノサ・デル・カミーノ→サン・ファン→アヘス 14:00
移動距離:23km
歩数:35559歩
サンティアゴまで:512km
アルベルゲでゆっくり朝ごはん。
今日もお天気のいいなか、ゆっくり歩く。起きて、ただ毎日歩いて、食べて、寝るだけの生活にもすっかり慣れた。別になんにも考えたり悩んだりすることもなく。虫とか動物に生まれ変わったら、1日の生活ってこんな感じなのかな。ただ毎日生きてるだけ。ま、虫とか動物には天敵がいて、いつ襲われるかわからなくて、毎日命がけで生きてるんだから、そんなのんびりしたもんじゃないかもしれないけど。
今日も小さな街を抜けて、コーヒー飲んで。
丘の上の道を歩いていたら、突然牧場になった。
ど真ん中歩いて行くのね...
どつかれそうで若干怖いんですけど...
すんまへんなーおじゃまします、と脳内でつぶやきつつ静かに通り抜ける。
とかゆーてたらアヘス着いたー!
街に入ると私営と公営のアルベルゲが2軒並んでいる。手前の私営のアルベルゲにチェックイン。部屋に入ると、何度か顔を合わせていたオーストラリア人女性、コリーンがいた。一緒に洗濯機を使おうよ、ということになって受付に行くと、洗濯サービスはあるけど洗濯機はないという。乾燥機はかけたくなかったので、じゃあ洗濯だけお願いします、ということで頼んだ。ちらっと洗濯部屋をのぞくと、そこにはおびただしい数の洗濯物が一緒くたに山積みになっていた。いったいどうやって分けて返すのだろうか...
「...なんだか嫌な予感がする...」とコリーンがスター・ウォーズばりのセリフをつぶやくので、指定された時間より早めに洗濯部屋に行ってみると、私たちの服はやっぱりがっつり乾燥機につっこまれていた。山積の服のなかから自分たちの服を拾い上げ、無事回収。あの状態だと、なかなかの確率で紛失とか取り間違いとか発生しそう...たぶんみなさん服ぎりぎりしか持っていないと思うので、このアルベルゲ(下参照)でお洗濯頼むときは気を付けて...
ちょっとゆったりしたい気分だったので、アルベルゲの隣にあったお総菜屋さんでランチ。カボチャのスープ、チキンにごはん、デザートのペレグリーノメヌーをいただく。お母さんの手作り、って感じでとてもおいしい!そこに、スウェーデン人のエマちゃんとドイツっ娘パトリシア、グラニョンとトサントスで一緒だったブラジル人青年ペドロ君が連れ立って現れた。みんなバラバラのとこで会ったのに、いつのまにか全員知り合いになってるの、やっぱりなんかおもしろいなー。
ごはんの後は街を少しお散歩。
お散歩から帰って、アルベルゲの外にあるテーブルで日記を書いていると、さっき洗濯部屋で走り回っていた5歳くらいの女の子が近寄ってきた。スタッフの娘さんみたいで、名前はカーラちゃん。折り紙を持っていたので、鶴と奴さんを折ってあげた。鶴の羽を持ってぱたぱたさせて紙飛行機みたいに投げてみると、それが気に入ったのか、何度も投げ返してくる。ごはんの時間までカーラちゃんに遊んでもらった。
なんか今日の午後はいろいろやって充実してたなw
【本日のアルベルゲ】Albergue El Pajar de Agés 10ユーロ
本館と別館に別れていて、別館は平ベッドで部屋もけっこうかわいいんだけど、シャワールーム兼トイレが各フロアに1つしかない。20人以上で共有なのでちょっと辛い...キッチンなし。ランチもディナーも頼めるけど、夜のメヌーはちょっとはずれだった。ごはんはとなりのお総菜屋さんのほうがおすすめ。