2019年5月6日(日)晴れ
行程:
カリオン・デ・ロス・コンデス 7:00 → カルサディージャ・デ・ラ・クエサ → テラディジョス・デ・ロス・テンプラリオス 14:30
移動距離:26.8km
歩数:42882歩
サンティアゴまで:いつの間にか半分すぎてる!あと379km
なんだかこのあたりからやたら地名が長い...
今日は街を出たら「17km、街もバルもない、なんにもないロード」になる。ここの話は以前から聞いていた。数日前に、熱血ロシアンアレックスから、メッセージで「水をたくさん持っていけ」とアドバイスをもらったので、いつものボトルの他に予備の500mlボトルを持った。
カリオンの街を出る直前に、バルに寄って朝ごはんをして、トイレに行っておこうと思った。できるだけ最後のバルに行きたい。と思っていたら、あんまりバルがなく、気づいたら街を出てしまった。
しくった!
うわー、この先もう何もないかな、と思ったら、車道にでたところに、バルを併設したガソリンスタンドがあった。コーヒーを飲むとやばそうなので、朝ごはんはがまんして、行動食用に袋入りのクロワッサンを買い、トイレを借りた。
これから行く方→このガソリンスタンド以降はなんもないですよ。ここを過ぎる前にトイレ行ってくださいね。
さあ行くでー!
何にもない、麦畑のなかの1本道!でも、車道ではなくオフロードなので気持ちいい。
無になってひたすら進む。お?
トレーラーカフェだー!お手洗いはないけど、気持ちよさそうだから朝ごはんしよっと。でもコーヒーはがまんな。
幸い今日は風もなく暖かい。17km、トイレ行かずにすみそう。もうねー、トイレのことしか考えないよねw
今日はソロで、ひたすら歩く。
カルサディージャ到着!道の前方、左側ににぎわっているバルがある。右側にも店が。お?
「おーい。私の針と糸返してもらってないよ」と声をかけた。
「ああ、こっち来いよ」と手招きされる。「こっちの店の方が静かでいいぜ。針と糸な、ちゃんと返すよ。心配すんな」
せっかく招かれたのでジョイン。でも彼は煙草を吸うので店の外。外には椅子しかなかったので、私は、ランチを食べるため中に入った。意味ねーw
ランチを食べ終わって店の外に出ると、兄さん、まだいた。
「なあ、ちょっと頼みがあるんだけど。この正面の壁、クールだろ。気に入ってさ。ちょっと写真撮ってくれねえかな。オレ、ほとんど自分の写真撮ってねえんだ」
いっすよ。私わりとそういう写真得意。
せっかくなので、いろんなポーズを取ってもらって、撮影会をした。本人もそこそこノリノリw なかなかいいのが撮れたよ。写真を気に入った様子で、よかったよかった。
「あんたのも撮ってやるよ」というので、私も壁の前でモデルごっこw
で、針と糸いつ返してくれんの?行っちゃったけど。
さ、ではもう少し歩いてテラディジョスに向かおうか。
テラディジョスの街に入る手前に、大きくてきれいそうなアルベルゲがあったので、こちらにチェックイン。庭も広大で、洗濯物を干すと洗剤のCMみたいだった。カフェテリアも大きかった。お店もキッチンもないから、晩ごはんはここでメヌー食べる感じかな。でも、なんとなく大箱カフェっぽく、ちょっと味気ない感じがしたので、街に行ってごはんを食べることにした。
街。店もないし人がいない。もう、こういう街にも慣れてきたけど、ほんと、寄れるところが教会とアルベルゲだけなんだよなー。
他になにもなさそうだったので、街中にあるアルベルゲ併設のバルに入ってみた。コーヒーを飲んでしばしまったり。こっちは小ぢんまりしてて、アットホームな感じするな。家庭的な感じのするレストランもあったので、ここで晩ごはんを食べることにした。ここんとこ、泊まっているアルベルゲと違うアルベルゲに、わざわざごはん食べに行くことが多い気がする...
レストランに入ると、またもMr. トラブルに遭遇。一緒にメシ食おうぜと誘われたので同席させてもらう。4人掛けのテーブルだったので、たまたまここで出会った日本人女性2人連れも相席。彼女たちは、休暇の関係でオンタナスから2週間だけ歩いているという。
たっぷりの野菜と豆が入ったスープに、メインはもちろん肉!ここのごはんおいしかったなー。こっちまで食べに来てよかった。
で、結局まだ針と糸返してもらってない。いつ返してくれるの?
【本日のアルベルゲ】Hostel Los Templarios 8ユーロ
アルベルゲの写真1枚も撮ってなかった!
ホテルも併設の、新しくてきれいなアルベルゲ。快適だけど大箱なので普通のホステルっぽい雰囲気。ミックスドミトリーのシャワーはカーテンだけなのでちょっとどきどき。