2019年5月18日(土)雨、雪、おまけに雹... どんより曇り
行程:
フォンフリア 8:00 → フィジョバル 10:00 → トリアカステーラ 11:00
移動距離:8.8km
歩数:21255歩
サンティアゴまで:139km
朝、起きるとあたり一面まっしろ。
おおぅ...
ラウンジで様子をみつつ、わざとのろのろ支度をしていると、スーさん登場。
「外出てみた?雪降ってるよ」
ええええええ?もう5月も下旬になりますけど!
外に出てみるとめっちゃ寒い。そして、ほんとだ...雪降ってる...
まあ、行くしかあるまい、と覚悟を決めて外に出る。
さっぶ!
ピレネー越えたら捨てようと思っていたヒートテック手袋、捨てなくてよかった!
スーさんと一緒に爆速で歩く。周りもなにも見えないし、とにかく今日は一刻も早く着きたい。そして冷えるのでめっちゃトイレ行きたくなってきたー!
バル、バルバルバル、バルどこー!?バルまだかー!
もう限界か、と思ったとき、ようやくバルを発見。助かったー!
とりあえずトイレ!ほんであったかいもの!
フィジョバルという小さな集落にある、暖炉もあるとてもかわいらしいバルで、フードがどれもおいしそうだった。
フランス人の道は、コンポステーラ手前100kmほどのところにあるサリアから、どーんと巡礼者の数が増える。でもレオンやアストルガから歩きだす人も多いので、すでに「人が増えたなー」という感じはしていた。サリア以降は、アルベルゲをあらかじめ予約しながら進もうと思っていたけど、昨日、オ・セブレイロやリナレスでもすでにベッドがなかったから、今日も念のため予約しておいた方がよさそうだ。この寒さの中、トリアカステーラで宿がない、なんて事態は避けたい!
アルベルゲリストやBuen Caminoアプリ、Googleマップなどでアルベルゲを調べつつ、電話をしてみたが、最初の2軒はすでにフルだった。やばい!3軒目でようやくスーさんのぶんと2つベッドを確保。はー、これで今日はとりあえず安心...
今日はぜんぜん写真撮ってません。だってずっと真っ白だったもんw
バルを出るころには少し霧が晴れてきて、トリアカステーラ手前ではだいぶ晴れてきた。
今日はもう、ここから先の計画を練る日にする。モデルプランだと、明日サリアに着いて、ポルトマリン、パラス・デ・レイ、リバディーソかアルスーア、ペドローソに泊まってコンポステーラだ。でも、わらわら人がいるなかを歩きたくなかったので、アルベルゲがたくさんある街を避け、その間のちいさな村を縫っていく作戦を立てた。
さて、ではどういう感じで進んでいくか...
ひとりバルにこもって、地図やアプリ、アルベルゲリストを広げ、距離を考えてよさげな村やアルベルゲをピックアップし、予約電話を掛けた。
あー、もう、あと6日しかないのか...
うわー!コンポステーラ着いちゃうー!
いよいよ終わりが見えてきたなー。まだ100km以上あるけどw
アルベルゲに戻って、シャワーと洗濯をしていたら、イタリア人が冷凍シーフードでパスタを作っていて、少し味見をさせてくれた。鼻歌を歌いつつ、めっちゃ丁寧に作ってるところがさすがイタリア人や。
そのあと、スーさんと一緒に近くのレストランで晩ごはん。今日もがっつり肉!
今日はメヌーじゃなくてプレートにしたけど、ドリンク頼んだら結局メヌーより高くなった。やっぱこれからはメヌーにしよw
【本日のアルベルゲ】Albergue Aitzenea 8ユーロ
大きな木のドアを開けると、こんな空間が...
外が寒かったせいもあり、中がとっても暖かかったのが印象に残っている。アルベルゲの前には大きな芝生があるので、お天気がよかったら外でのんびりするのが気持ちよさそう。
木と石の古い建物で落ち着ける。キッチン、洗濯機あり。手動の脱水機もあり。