カミーノ日記2019:スペイン巡礼、フランス人の道780km + 120km

2019年4~5月、カミーノ・デ・サンティアゴ、フランス人の道を歩いてきました。ブログ内の情報はすべて2019年5月~6月時点のものです。

【Day 35: Melide - Salceda】静かなカミーノはいいんだけど、誰にも会わなくなっちゃった

2019年5月22日(水)晴れ!

 

行程:

メリデ 7:30 → ボエンテ 9:00 → アルスーア 11:00 → プレグントーニョ 13:00 → サルセーダ 14:30

移動距離:25.3km

歩数:34940歩

サンティアゴまで:終わっちゃうー!あと28km!

 

今日も晴れた。出勤中の地元の人とすれ違うと「街の朝」って感じ。f:id:pechinda:20200518002737j:plain

朝の斜めの光は気持ちいいね。

メリデはそこそこ大きな街なので、巡礼者もたくさん泊まってはいるものの、サリア以降の巡礼者激増による渋滞には巻き込まれず、静かなカミーノを継続中。

 

今日も森と、たくさんの小さな村を抜けていく。

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今日のバル休憩はケーキ。

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今日はもう、知った顔にもまったく会わずにもくもくと歩く。みんな、今頃どこを歩いているんだろう、と考えつつ。ま、サンティアゴに着けば誰かしら会うこともあるかな... つか、あの広場で一緒に「着いたねー!」って喜びを分かち合いたいよな...

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前方に、大きな荷物をひきずりながら歩いている人がいる。

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犬連れ巡礼!

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ガリシアに入ったら雨が多いよー」と聞いていたけど、連日ええ天気ー。

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あっちこっちに休憩したくなるバルが出てきますねん。

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わーあと30kmしかないよー!

もうこのあたりになると、サンティアゴに着きたいような、着きたくないような...

 

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ちっちゃくて見えづらいけど、これ全部ビールびん!

f:id:pechinda:20200518005516j:plain道沿いに出てくるおうちは、よく手入れされた庭があったり、花をいっぱい咲かせていてかわいい。

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数字が減っていくのが悲しくなってくるよー。

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この道を抜けて、大きな車道に出たところがサルセーダだった。
幹線道路沿いにアルベルゲが2軒(といっても互いに敷地が広いので、歩くと5分くらいある)、レストランが2~3軒並んでいるだけの小さな集落。



【本日のアルベルゲ】Pensión Albergue Alborada 12ユーロ

 

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ホテル併設のめっちゃきれいなアルベルゲ。ベッド間が広くて空間がゆったりしている。内部に電源が設置された鍵付きの貴重品ロッカーが使えるので、充電も安心。モダンなキッチンもあるけど、周りにお店がないので食材を入手できず(ちょっとしたインスタントフードやお菓子はフロントで売っている)、残念ながら自炊できず... 車道沿いだけど、裏側には広大な庭がある。

 

このアルベルゲにはバルがないので、大きな中庭がバルになっている、おとなりのアルベルゲにランチを食べに行った。こっちも家庭的な感じで居心地よさそう。

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お気に入りのガリシア風スープ。

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このへんのバルはビールびんを飾るのが流行りなのか?

Casa Tia Teresa Bar-Pensión

食後は、車道しかないけど、そのへんをちょっとうろうろ。さー、晩ごはんはどうしよう...

 

近くのレストランにはあまり惹かれなかったので、Googleマップを調べると、巡礼路を15分くらい逸れたところにホテルがある。お散歩がてらそこに行ってみることに。

 

すると、なんだか高級リゾート風のたたずまいのホテル兼アルベルゲに、ガラス張りのレストランが併設されていた。おっしゃれー!とはいえ、メヌーは12ユーロほどとお手頃だったので、ここでいただくことにした。そしたらフードもおっしゃれー!

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前菜はマッシュルームクリームのクレープをチョイス。

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メインはローストチキン。ごはんごはんごはん嬉しい。

オトナな感じの、すてきな雰囲気のお店で、フードはとてもおいしかったし、ほかのお料理もどれもおいしそうだった...(そして量もやや控えめでちょーどええ...) なんにもなさそうなところで、こんなこじゃれたディナーを食べられるとは。

Pensión Albergue Turístico Salceda

 

結局、3軒アルベルゲ巡り。なにやってんだw