カミーノ日記2019:スペイン巡礼、フランス人の道780km + 120km

2019年4~5月、カミーノ・デ・サンティアゴ、フランス人の道を歩いてきました。ブログ内の情報はすべて2019年5月~6月時点のものです。

【Day 14: Burgos - Tardajos】朝から晩までおいしいものに当たりまくった半休養日

2019年5月1日(水)晴れ!

 

行程:

ブルゴス 11:00→タルダホス 12:50

移動距離:10.6km

歩数:22771歩

サンティアゴまで:479km

 

連泊して、歩かない「休養日」を作る代わりに、何日かに1回は歩くのを10km程度にする「半休養日」を入れることにしている。今日はその日。

 

ブルゴスの街ぶらは昨日十分したので、都会っぽい朝ごはんを。大聖堂を望めるかわいいカフェで、ナポリターナをいただく。ふぅ。優雅。

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地元の人がいっぱいの、雰囲気のよいカフェだった。

Viva la Pepa
 

アルベルゲの裏手に、ブルゴスを一望できる展望台があるようなので、行ってみることにした。道しるべに従って坂を上っていく。

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おー!ナイスビュー!

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朝ゆっくり散歩したところで、カミーノに戻って、次の街、タルダホスに向かおうとした。あー、でもゆっくりしたから、街を出る前にもうトイレ行きたくなってきた...仕方ない、もう一度バルに入るか...

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適当に目についた店に入る。コーヒーだけにしようかな、と思ったけど、朝食セットがお得なのでつい注文。今朝はナポリターナだったから、甘いものの次はしょっぱいものよね、といつものようにトルティージャを頼んだら...

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!!!!!

めっちゃおいしい!

みてーこの半熟っぷり!

思いがけず、超好みのトルティージャに遭遇してしもうた!

トイレ行きたくなってよかったー!えらいぞ私の腎臓!

幸せをかみしめつついただき、感動のあまりお店のお姉さんに

「ここのトルティージャ、今までで一番好き。ぐらしあーす!」と厚くお礼を申し上げた。

 

半熟トルティージャ派の方はぜひどうぞ。

Meson Habana

街を出るころには11時を回っていた。でも今日は道もぺったんこだし、2時間くらいで着いちゃうから遅くなっても大丈夫。

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タルダホス着いたー。

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タルダホスではなぜか自転車野郎をたくさん見た...

タルダホスはちっちゃい街の割にはアルベルゲが3つもある。私はなんとなく寄付制のアルベルゲの雰囲気が好きなので、あれば寄付制のところを選んでいた。タルダホスにもあったので行ってみると...

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受付は4時からだそうで... でも荷物は預かってもらえた。3時間なにしてつぶそうかな。街ぶらしてみるけど10分もあれば1周できてしまう。

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街はずれに、レストランを併設したすてきなアルベルゲがあったので、そこでランチでも食べようかな、と行ってみることにした。

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でも残念ながら、お昼はメヌーがなかった。まあ朝からがっつり食べたし、ここはピンチョとコーヒーでまったり。でも、レストランの雰囲気もいいし、ピンチョもおいしくて、メヌーも期待できそうなので、夜また来ることにしたw

今日はいろいろ食べすぎだなwでもすべてがおいしい...

 

街に戻って、さらに散歩して、コーヒーを飲んで、アルベルゲに戻ってお洗濯。今日は風が強いからすぐ乾きそう。

 

アルベルゲには、「脚を痛めたから、しばらくここで手伝いながら休んでいるの」というフランス人の女性がいた。いつか、アルベルゲのボランティアもやってみたいなあと思い始めたのがこのあたり...

 

晩ごはんをしにLa Fábricaに戻る。スープとステーキ、フランのメヌーをいただいた。選べる種類もたくさんあるし、おいしいいいい!

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肉欲が止まらない。

 

隣のテーブルで女性が2人で食事をしていて、あなたもカミーノ?と話しかけられた。たまたま同じ部屋になった、というアメリカ人とオランダ人だった。アメリカ人のレネーは、ユニクロのUVパーカーを着ている。私も同じものの色違いを着ていた。これ薄いし軽いし手の甲覆えるし、いいよねー、と盛り上がる。食事のあとでホタテ折り紙をあげると、めちゃめちゃ喜んでもらえた。レネーの喜び方がなんというか、リアクション大きくてめっちゃアメリカンw

 

そしてレネーとは、このあと何度も何度も出会うことになる。

 

【本日のアルベルゲ】Albergue de peregrinos de Tardajos 寄付制

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2部屋しかないこじんまりしたアルベルゲ。明るくてアットホームで居心地よし。キッチンはないけど、朝はラウンジでパンをいただけます。