カミーノ日記2019:スペイン巡礼、フランス人の道780km + 120km

2019年4~5月、カミーノ・デ・サンティアゴ、フランス人の道を歩いてきました。ブログ内の情報はすべて2019年5月~6月時点のものです。

【Day 21: Bercianos del Real Camino - Mansilla de las Mulas】ハードモード炸裂!横殴りの風を受けながら13km突き進む

2019年5月8日(水)大風!大雨!そして晴れ!でも強風!

 

行程:

ベルシアノス・デル・レアル・カミーノ 7:30 → エル・ブルゴ・ラネロ 9:30 → レリエゴス 12:30 → マンシージャ・デ・ラス・ムラス 14:00

移動距離:26.7km

歩数:42180歩

サンティアゴまで:329km

 

てれれれってれー♪カミーノ、ハードモード、オン。

 

昨晩からの大風がさらに激しくなって、空もどす黒い。今日は荒天の上に、街間も長いのだ...

 

とりあえずアルベルゲで朝ごはん。外は寒そうだし、トイレ行きたくなるからコーヒーはがまんしようかと思ったけど、つい飲んでしまった。次の街までは7kmほど。まあ、これくらいは大丈夫か...

 

と思ったら全然大丈夫じゃなかったー!外、思った以上の風!ピレネー越えしたとき以来の強風!

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まあ写真ではわかりづらいけど...横殴りまくりの風!

めーーーっちゃ速足で次の街へ。雨も降りだした。どうにかバルに駆け込む。

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バルに入った途端、バケツをひっくり返したような豪雨になった。タイミングよかった...

 

いつものトルティージャをいただきつつ、雨の勢いが弱まるのを待つ。問題はここからだ。次の街まで13km、またなんにもナッシングロードが続く。ずっと車道沿いの道だから、トイレ行きたくなっても青空トイレできる感じでもないしな...

 

念のためトイレに行きまくって、覚悟を決めてバルを出た。風は相変わらず強いけど、幸い、雨は止んだ。

 

よっしゃ行くでー!

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途中、ミニギターを担いだ巡礼者に追いついた。ゆうべ、アルベルゲで弾き語りをしていたドイツ人、アンドレアスだ。風が強いからギターも煽られていて運びづらそう...

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少し晴れてきた。でも風は相変わらず。まっすぐな車道沿いの道が延々続いて、景色も変わらないから、だからよく「メセタはやだー」って言われるのかな。でも私はこういうだだっぴろいとこ嫌いじゃない。ただ、ただ風がーーー!

 

無心になって3時間ほど歩き続け、ようやくレリエゴス着いたー!

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バルじゃバルじゃー!糖分じゃー!

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温かいカフェ・コン・レチェ、生き返る...

バルには、ベビーカーに赤子を乗せた巡礼者もいた。子連れ巡礼、たまにみかけるけど、今日の天気でベビーカーはきつそうだな...でも赤子はにこにこしているよ。

 

まあ、今日イチのやばい区間はクリアした。あとは、5kmほど歩けば今日のお宿に着く。

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晴れてもすごいんだよ風が。母強し!

いや、もう笑っちゃうくらいの風ーーーーー!

 へろへろになりつつ、マンシージャにたどり着いた...

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めちゃかわいい魚屋さん。

アルベルゲにチェックイン。久しぶりにご陽気ケベッコワ3人衆と、仏紳士ジェラール、台湾女子キャリーに会った。ベッドを確保して、洗濯をすませ、街ぶら+スーパーにお買い物へ。なんだかここ数日めちゃくちゃ肉が食べたいのよ肉が!これまで、ほとんど自炊らしい自炊をしていないから、今日は肉を焼いて米を炊く!アルベルゲのフリーフードに米があったから炊いちゃる!やっと持ってきた粉末醤油が役に立つ日が来たぜ。

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古い、カラフルな建物が並んでるすてきな街やー。

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この穴あきレンガ、よく見かける。

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【本日のアルベルゲ】Albergue Amigos del Peregrino 5ユーロ

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階段がちょっと曲がってたり、床のすり減った感じが、童話に出てくる古いおうちみたいな、味のあるアルベルゲ。シャワーは建物の中ではなくて、パティオの脇にある。外にあるのに、仕切りがシャワーカーテンだけだからちょっとドキドキです。
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肉と米!最強!

テラディジョスで一緒に晩ごはんを食べた日本人女子、カナさんとアサコさんと再会したので、一緒にテーブルを囲む。アサコさんはお休みの都合でレオンで離脱、カナさんはあと数日、行けるとこまで行く、とのこと。2人ともまた続きを歩きたいと言っていた。そうなるよねー。

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隣の部屋ではアンドレアスのミニコンサートが始まっていた。ミニギターも無事でよかったよ...