2019年5月13日(月)快晴!
行程:
アストルガ 7:30 → ムリアス・デ・レチバルド → サンタ・カタリナ・デ・ソモサ → エル・ガンソ 12:30 → ラバナル・デル・カミーノ 14:30
移動距離:20.6km
歩数:38586歩
サンティアゴまで:243km
はあ、昨日は盛りだくさんな1日だった。アルベルゲのテラスから見える朝の景色がきれい。
今日からおくすりをちゃんと飲まなければ。いつもは、街を出て2時間くらい歩いてから朝ごはん休憩にするけど、アストルガでホットチョコレートを飲みたかったので今日はチョコレート屋さんでいきなりごはん。
朝は大聖堂や司教館に光が当たってきれいだな。アストルガは路地もすてき。
今日は、最初のほうはフラットだけど、途中からずっと上りになる。ブルゴス以降、ほぼほぼずっとぺったんこな道だったから、上りはひさしぶり。といっても10kmの間に200mほど上るだけだから、そうたいしたことはない。
石垣や石造りの建物が増えてきた。
今日泊まるのはラバナル・デル・カミーノ。街全体が緩やかな坂になっている。
街の入り口にあるアルベルゲに、見知った顔が何人かいた。でも今日は街の奥の方にある寄付制のアルベルゲに行くつもり。
坂を上っていくと、右手に別のアルベルゲがあった。庭でMr. トラブルが寝椅子に転がって、煙草を吸っている。私が通りかかったのに気づいて、脚大丈夫か?というような仕草をしたので、だいじょぶだよーと手を振った。ギター弾きアンドレアスの4人グループもいる。テレサもジェラールもいたし、このままみんな同じようなペースで進んでいくのかな、サンティアゴまで、と思ったけど、でも、頻繁に会ってて、また会うだろうと思っていても、突然会えなくなっちゃうんだよね。
だんだんそういう人が増えてきて、ジェラールとMr. トラブルには、結局ここで会ったのが最後になった。連絡先も知らないし、Mr. トラブルに至っては名前も知らないし。針と糸、結局持っていかれたなw
みんな、今ごろどこで何してるのかな。遠くで、ときどき思い出すのもよき。
アルベルゲは教会のすぐ横にある。ボランティアさんが英国の方だったからか、庭で紅茶とビスケットのお茶会をしていたからか、なんとなく「英国風」だった印象。
ものすごく広い庭がある。
この街の教会で行われるミサは人気があるらしく、オスピタレラに「ぜひ行ってみて。早めに行かないと入れないかもしれない」と言われた。街ぶらしたり買い物したりしていて、結構ぎりぎりになったのであわてて行ってみると、確かに人がぎっちり。石造りのこじんまりした教会は、厳粛でありながらアットホームな感じもする、心が静かになるような雰囲気。ミサには何度か参加したけど、心に残っている場所のひとつ。
アルベルゲに戻って、洗濯物を取り込みに行くと、庭でご陽気ケベッコワ3人衆が夕食を食べていた。手を振ると、手招きされたので近寄っていくと、夕食が少しだけ余ったらしく、パスタをいただいた。いつも、にこにこと楽しそうに3人でごはんを食べ、ワインを飲んでいる人たち。彼らともここで会ったのが最後になった。5日めのエステージャで初めて会って、そのあとあちこちのアルベルゲで一緒になって、勝手に「旅の守り神」的な存在って思ってたから、サンティアゴで会いたかったな。でも最後にパスタごちそうしてくれてありがとう。
【本日のアルベルゲ】 Refugio Gaucelmo 寄付制
緑がいっぱい!部屋も窓がたくさんあって明るく、広いし、バスルームも広くてきれい。キッチンも大きくてきれい。洗濯のとき、手動の小さな脱水機を貸してもらえる。紅茶とビスケットのお茶会もあり。