2019年5月21日(火)快晴!
行程:
ゴンサール 6:30 → パラス・デ・レイ 11:30 → メリデ 15:00
移動距離:32km
歩数:54536歩
サンティアゴまで:53km
今日はこれまでの最長距離を歩く予定なので、ちょっと早めに出発。日が昇る前に歩くのはひさしぶり。ちょうど、少し丘になっているところで朝日が顔を出した。
道沿いにちょこちょこと小さな、かわいいカフェやアルベルゲがある。緑いっぱいのテラスがあるカフェで朝ごはん。美猫が足元に寄ってきた。
さあ、では今日はがしがし歩きます!
ガリシアは雨の多い地方だけど、今朝は雲一つない快晴になった。空がまっさお!
森の道も多くなって、空気がおいしい。
モホンの距離表示も、100kmを切ってから、数字が小さくなっていくのが早い。あー本当にもうすぐ着いちゃうやん!
ガリシアに入ってから見るようになった、昔の食料貯蔵庫、オレオ。この地方独特の様式らしい。高床式なのと、ネズミ返しがついているところは、日本の高床式倉庫と同じ。
サリア以降は「巡礼路でっせ!」アピールが激しいw
山あり、森あり、牧場あり、野原あり、かわいい村あり、と変化に富んでいるので、オンタナスで会ったシアトルおっちゃんが「サリア以降はどんどん楽しくなるぅ!」って夢見る瞳になってたのもわかるわ。
だんだん、ふわっふわの雲が増えてきた。
そろそろメリデかなーというあたりで、すてきな橋が見えてきた。
これくらいの雲の割合の空を、私は「マグリット的な空」と呼んでいる。ルネ・マグリットの絵みたいだから。
ここがメリデなの?と思ったら、メリデのちょい手前のフレロスという村だった。川がきれいだし、街もかわいいしここに泊まりたいなー。でも今日はタコ食べるからメリデまで行くわ...
今日はひたすらもくもくとひとりで歩いたな...
サリア以降、だいぶ人が増えているはずだけど、ずらして歩いているから、そんなに混んでいる感じはしない。とはいえ、グループも多いから、たまにガンガン音楽かけたり、ぎゃーぎゃー騒ぎながら歩いている人もいるけど... 今日もめっちゃうるさい団体がいた。そして、顔見知りにはまったく会わなくなってしまった。
メリデ着いたー!
メリデには有名なタコ料理屋さんが2軒あって、今日泊まるアルベルゲは、そのうちの1軒、Pulpería Ezequielというレストランさんの系列。まずはアルベルゲに荷物を降ろして、と思ったらカギがかかっているし、なかには誰もいない。「泊まる人はレストランに来てね」と貼り紙がしてあったので、道を挟んで隣にあるレストランに行く。中に入ろうとしたとき、見たことある人が店から出てきた。霧でなにも見えなかったオ・セブレイロで出くわして以来、ひさびさに会ったコリアンガールのアリシアだー!あんときもタコ屋の前で会ったな、そういえばw
「わーーーーーひさしぶりーーー!タコ、すごくおいしかったよ!絶対食べて!」
うん食べる食べる。もうちょっと早く着いたら、一緒に食べられたのに残念。
人気店なので店はお客さんでいっぱいで、しばし待って、鍵をあけてもらった。アルベルゲにチェックインして、シャワーと洗濯を済ませ、念願のタコ!さっきまで激コミだった店は、16時という中途半端な時間になっていたので、がらがらになっていた。
メリデでタコ食べて、このステージのミッションコンプリートです...
【本日のアルベルゲ】Albergue Ezequiel 10ユーロ
ということで、タコ屋さんが道挟んだ向かいで経営しているアルベルゲ。まだ新しいみたいで、全体的におしゃれ系。
枕もとに棚あるの嬉しい。カーテンの仕切りも嬉しい。
シャワールームもスタイリッシュ。
こじんまりしているけど一応キッチンもあり。ロビーにはTVもあって、アルベルゲというより機能的できれいな街のホステルという感じ。